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血糖を上げないために知っておきたいこと | 食事の摂り方や効果的な運動・リスクも解説
高血糖が続くと心配なこと 高血糖の状態から糖尿病になった場合、さまざまな合併症のリスクがあります。 ここでは、血糖上昇のメカニズムや日常生活に影響をおよぼす合併症について解説します。 血糖が上がるメカニズム 血糖値は、血液中の「ブドウ糖」の濃度を示し、ブドウ糖は体のエネルギー源として利用される糖質の一種です。 食後に血糖値が上がる仕組みについて説明します。 まず、食べ物に含まれる糖質が体内で単糖に分解され、その中のブドウ糖は血液中に吸収されます。 その血液中のブドウ糖の濃度が血糖値と呼ばれるものです。 血糖値が上昇すると、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。 インスリンは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませ、エネルギーとして利用を可能にします。 しかしながら、インスリンの働きが弱くなると、血糖値が高くなり「高血糖」と呼ばれる状態になるのです。 高血糖による合併症 糖尿病の合併症は、血糖値が長期間高い状態で引き起こされる病気や障害のことです。 これらの合併症は、数年から数十年の経過でゆっくりと進行し、かなり進行するまで自覚症状がなく、気づかず内に重篤な状態になる場合もあります。 糖尿病の合併症を2つに分けて説明します。 1つ目の分類は、糖尿病に特徴的な合併症で、細い血管が傷つけられて生じます。代表的な症状は以下のとおりです。 糖尿病神経障害:...もっと見る
話題の成分「NMN」の科学的効果とは
近年、注目を浴びている成分が「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」です。長寿に関わるサーチュイン遺伝子を活性化させることでエイジングケア(年齢に応じたケア)が期待できると研究が進められています。ほかにも、体力の向上やぐったりの回復、睡眠の質の向上なども報告されており、今後サプリメントを摂取する人が増える可能性が高いです。 この記事では、NMNとはどのような成分なのか、報告されている作用、そしておすすめの飲み方について解説します。知らない人でもNMNの基礎がわかるようになっているので、ぜひご一読ください。 NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)とは NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)はビタミンの一種で、食事から吸収したり、体内で生成されたりします。 そして、NMNは体内でNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の合成を促進します。NAD+は、エネルギーに関わる酵素の働きを助ける成分です。 このNAD+が長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させることで、エイジングケア(年齢に応じたケア)が期待できると考えられています。 しかし、NAD+は分子量が大きいため、身体の隅々まで届けるのが難しいのです。そこで、体内でNAD+の合成を促進するNMNなら、身体の隅々まで届けられます。そして、身体の隅々までNAD+を増やしてくれるのです。 年齢を重ねれば重ねるほど、エイジングケア(年齢に応じたケア)作用が欲しいところですが、体内のNAD+は加齢とともに減少してしまいます。そしてNMNも食事から欲しい量を摂取するのがとても困難です。 NMNは枝豆やアボカド、ブロッコリーに多く含まれていますが、100mgを摂取したい場合はそれらの食材を数十kg食べなければなりません。 そのため、サプリメントでの摂取が注目されています。 NMNの効果 続いて、NMNの報告されている3つの効果について解説します。 エイジングケア 体力の向上・ぐったり感の軽減 睡眠の質の向上 エイジングケア(年齢に応じたケア) 先ほど解説したように、NMNの効果としてもっとも有名なのが、サーチュイン遺伝子の活性化によるエイジングケア(年齢に応じたケア)です。 マウスに12ヵ月間NMNを経口投与した実験では、加齢に伴う衰えを緩和したと報告されています。またこの実験では、加齢に伴う体重増加の抑制、エネルギー代謝を高めて身体活動を促進、インスリン感受性の改善などが報告されました。*1 インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を調整する働きがあるホルモンです。インスリンが筋肉や脂肪細胞に結合して血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源にします。また、余ったブドウ糖を脂肪に合成して蓄積するのを促進します。 しかし、脂肪が老化するとインスリンの効き目が悪化(インスリン感受性が低下)してしまうのです。インスリン感受性が低下すると、内側に取り込まれるブドウ糖が低下するため、血中のブドウ糖が増加してリスクが高まります。 そして、さまざまな体調不良のリスクも高まります。このようにインスリン感受性の低下は体調不良のリスクを高めるのですが、先ほど紹介した実験でNMNは、インスリン感受性を改善する可能性が報告されました。 リスクを予防する点でも、エイジングケア(年齢に応じたケア)作用があると考えられます。 マウスだけでなく人間を対象にした実験もあります。閉経後の女性のグループを2群に分け、片方のグループは1日250mgのNMNを、もう片方のグループはプラセボ(偽薬)を10週間経口摂取したところ、NMNを摂取したグループの方がインスリン感受性を改善したと報告されています。*2 体力の向上・ぐったり感の軽減 先ほど紹介したマウスの実験で、エネルギー代謝を高めて身体活動を促進する作用が報告されたように、体力の向上とぐったり感の軽減作用があると考えられています。*1 疲労は、エネルギー代謝の低下によるエネルギー不足が1つの要因です。NMNを摂取することでミトコンドリアが活性化し、エネルギー代謝が高まることで、ぐったり感も軽減されると考えられます。 睡眠の質の向上 NMNの摂取により、睡眠の質も向上すると考えられます。 108人の高齢者を4つのグループに分けて12週間実験を行いました。(1回250mgのNMNを午前に摂取するグループと午後に摂取するグループ、プラセボ(偽薬)を午前に摂取するグループと午後に摂取するグループ) その結果、午後にNMNを摂取したグループがもっとも眠気を改善したと報告されています。また、Five-times-sit-to-standと呼ばれる素早く5回立ち座りを行うテストでも、午後にNMNを摂取したグループがもっとも改善したと報告されました。*3 このようにNMNには、睡眠の質を向上させる作用もあると考えられます。 NMNの飲み方 まだ最適な量ははっきりとわかっていないものの、先ほど解説した閉経後の女性を対象にした実験や高齢者を対象にした実験では、1日250mgが摂取されています。また、今後は1日300mgを摂取する実験も計画されています。 サプリメントでも1日あたり100mg?250mgほどの分量で販売されているものが多いです。できるだけ効果を得たい人は1日250mg以上の摂取がいいでしょう。 まとめ NMNは体内でNAD+の合成を促進します。NAD+は、エネルギーに関わる酵素の働きを助け、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化し、インスリン感受性を改善させます。 これらの働きにより、エイジングケア(年齢に応じたケア)作用があると考えられているのです。ほかにも、体力の向上・ぐったり感の軽減、睡眠の質の向上などといった作用が報告されています。 食事から欲しい量を摂るのは困難なため、サプリメントでの摂取がおすすめです。まだまだ研究途上の成分なので最適な摂取量ははっきりしないものの、多くの実験で1日250mgの摂取による効果が確認されています。 そのため、より効果を得たい人は1日250mg以上を摂るといいでしょう。エイジングケア(年齢に応じたケア)は世界的に関心が高いため、今後の研究の発展にも期待が持てます。 ソース:インターネット ...もっと見る